フィー・ブーン・ポー

ペナン州政府(マレーシア)環境・厚生福祉担当大臣


インタビューシリーズ#4

ペナン州政府(マレーシア)環境・厚生福祉担当大臣 フィー・ブーン・ポー氏:

ーーこれまでのペナンと国連環境計画 国際環境技術センター(UNEP-IETCの関わりについてお聞かせください。

ペナンは2016年以来UNEP-IETCの活動に直接関与し、再使用と堆肥化に関する資源政策において廃棄物分別の教育および啓発を支援してきました。

ーー廃棄物ゼロ社会の実現に向けて、ペナンがこれまでに達成した取り組みと成功、そして今後の課題について教えてください。

WSASNSUPの実施に伴い、ペナングリーンカウンシルは、戸別の教育プログラム、巡回説明会、対話シリーズ、教育プログラムを通じて、地域社会を巻き込むさまざまなキャンペーンを実施しています。今後の方向性や将来の展望を示し、地域社会の当事者意識を高めるためのものです。また、家族重視のグリーンでスマートな州、この国をインスパイアする州として、「ペナン2030」のビジョンを支援しています。

「ゴミのないペナン」とは、循環型経済の実践、すなわち4R(削減:Reduce、再生:Recover、リサイクル:Recycle、再目的化:Repurposes)の実践を強化することです。その際、問題や課題を特定し、コミュニティエンゲージメントを行わなければなりません。トレーニング・ワークショップや教育およびリサイクルセンター、コラボレーションとコミットメント、実施とモニタリングも必要です。

ーー今後、UNEP-IETCに期待することは何ですか?

UNEP-IETCは、技術や方法論の情報を所有するパートナーと協力するという役割を、拡大できると思います。